安曇野の地下水を巡って③  2017年6月号 ニュースレターより 無農薬のりんごづくりを目指して

これで農地への肥料が必要なくなるのだとしたら、安曇野の地下水を保全していくための光明が見えてきます。肥料由来のチッソ成分が硝酸態チッソ成分として地下水へ入り込み、水質低下が懸念されているのが実情の安曇野の地下水。私達農業者が掲げなければならないビジョンは、美味しくて品質の良い農産物がたくさん収穫できる、肥料を使わないで植物ホルモンを生かす農業の実現が、同時に安曇野の地下水を護っていくという未来設計図ではないでしょうか。