うちの子たちは生まれる前から無農薬野菜を食べてきました。120歳まで健康に生きる道 48
最近、おぐらやま農場のブログの引越しをしているんです。
今までは、『おぐらやま農場ハッピーライフ』って言って、2002年ぐらいからずっと農場の様子や農産物の育ちなんかを紹介させていただいていたんですけどね、
ある時に、主人が、「うちの農産物ってもっともっとその価値が伝わるほうがお客様も自分たちはいいもの食べてるんだなーー、って実感できて喜ばれると思うんだよね。」という話をしていたのです。育てている自分たちがそんなことをいうのも何ですけど。
私自身は、もう長男がお腹にいるときからうちの野菜を食べています。野菜はあたりまえのように無農薬で育てています。無農薬って言うだけじゃなくて、畑の土壌を育てたり、ミネラルたっぷりの水を野菜にかけて育てたり、化学肥料は全く入れなかったり、、、
といろいろです。だから自分自身で食べていてとても気持ちがいいし、美味しいのです。いわゆる一般的な慣行農法の野菜の育て方とは違うかもしれませんが。
ブログを引っ越ししながら、こんな文章に出逢いました。まだ農場初めて間もないころの文章なんですけどね、「あーーこの原点って変わってないな。」って今でも思うのです。一部だけ紹介させていただきますね。
僕たちのねがいに「ひとのいのちに責任の持てる食べ物をつくりたい」ということがあります。現代農業は果物作りに農薬や除草剤、化学肥料等、人間の健康を脅かす可能性のあるものが当たり前のように使われる時代です。
どうしてそうなるのか、誰だってそんな食べ物を喜んで食べたがるとも思えないのに・・。 見栄えが悪くならないようにとか、手間暇かけないでもいいようにとか、きれいじゃなくちゃお金にならないんだとか、食べ物が売物であるが故、生産者である僕ら百姓達は自分の暮らしを守っていくためにも、様々な手段を駆使して市場に受け入れられる農産物を作ろうとしています。
一人ぐらい市場に受け入れられないようなりんごを作っている男がいてもいいじゃないか(実際はもっとたくさんいますけど)、という思いを原点に、お金をもらうためだけでなく、食べる人と作る人とが心をつないでいける関係を築いていけないかとの試みが僕たちの手がけていることです。
農業という営みが内包する無限の豊かさ、農村風景の持つ素朴な魅力、自分のいのちをつなぐ食べ物に積極的に関われる喜び、そんなことを感じあえる仲間の輪が広がっていくことを願っています。
おぐらやま農場の具体的な栽培方法や考え方などもこのホームページ上で紹介していきたいと思っています。 僕たち自身が一歩一歩勉強を重ねながら、関わりあっていく人たち誰しもが幸せになっていく、そんな農業を実現していきたいのです。
こういうことを実現できるホームページであり、ブログであり、メルマガにしたいなと。今はりんごの木のオーナー会員さんやウーフ、援農だけですがゆくゆくはブルーベリー狩りなども、、、(2017年7月号ニュースレターより)
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