加工トマトは一般的に地這い(じばい)で作るのが常識で、支柱を立てたりポールでネットを張ってからませたりする作り方はほぼ皆無です。出来るだけ手をかけないで、資材費をかけないで、放任に近くても肥料・農薬があればそこそこ収穫できるものという認識が一般的。地元農協のトマト部会出荷価格を見ると、たくさん手をかけ資材費をかけても、黒字にできないという計算もあると思います。
12月になり、1年を締めくくろうとするこの時期、時間を作って今年1年の振りかえりと反省点、来年への展望・計画などをしておきたいと思います。季節は絶え間なく流れていくので、意識的にそのような節目を作っていかないと、季節に追われての農場運営になりがちだと思うからです。 今年を振り返ってみて一番最初に浮かぶのは4月の凍霜害、9月の長雨、10月の台風と、一年にこれだけの振れ幅の大きい天候をよく受け止めてきたなということです。