遅霜に対しての切り上げ選定のメリットと環水平アーク
昨日の朝は−2〜3℃辺りまで冷え込んだ安曇野地方。
午前中に太陽の周りに出た見事な環水平アークは、
空気中の水分が凍った氷の粒で光の屈折が起こる為に
出現するらしく、それだけ空気が冷えていたということですね。
桃の花は満開を過ぎて、受粉はほぼ完了してましたのでおそらくセーフかと。
梨がちょうど8分咲き、りんごは開花始めの少し手前。
遅霜に花がやられてしまうリスクが高かったのは梨畑でした。
状況を確認に行くと案の定、
雌しべが黒く変色し受粉不能になっているものが結構出ていました。
右の花と下の花は雌しべ変色。左と上は今のところ大丈夫か。皆さん違いがわかりますか?
すぐに変色するものも、
ジワジワダメになるものもありますから
ここ数日よく見ておかなければですが、まずは速報まで。
凍った花が、たくさん咲いているうちの一部だけなら
それほど問題になりませんが、判断にはもう少し時間が必要です。
りんごの花はこれから開花です。
蕾の中で凍害を受けることもありますので、
いい花が咲いてくれることを祈っております。
山の上は雪がまた来たようで白くなっておりました。
桃畑で作業中に遭遇した環水平アーク。とても全貌は撮影出来ず。
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