果樹苗木が到着してきました。道法スタイル学習会実習編やります!
果樹農家が苗木を植える時期は主に晩秋か春先が多いのですが、信州安曇野は冬の寒さが厳しいので晩秋に植えることはリスクが大きく、ほぼ3月から4月にかけて植えることが多い地域です。
果樹苗木の専門会社が全国にいくつもあり、それぞれから果樹苗木カタログが出ていますのでそれらにも目を通して勉強しておき、自農場の作付け計画と圃場状況を確認して、冬の間に苗木の段取りと準備をしておく必要があります。
そして3月下旬から4月初めは注文してあった苗木が届き始める時期で、この3日ほどでうちにも3社から桃、梨、ブドウの苗木が専用の細長い箱に入って到着してきました。
あと1社からりんごとりんご台木が合わせて100本程到着予定。そして昨年から準備してあった手持ちの苗木と合わせて、来週あたりどんどんと定植されていく段取りです。
苗木はとてもデリケートな状態で届けられます。苗木会社の育成圃場から掘り取られて根っこが露出した状態で、乾燥防止にビニールに包まれてはありますがこの状況で耐えられるのは1〜2日。到着したらすぐに水を張ったコンテナなどに浸けて、半日〜1日ほど水を吸わせてから畑へ仮植えしておきます。
とにかく根っこを乾燥させないことが大事なので、根っこを全て土におさめ仮植えした場所にたっぷりと、ズブズブになるくらい水をかけておきます。ここまで準備しておけば、あとは4月中旬頃までにタイミングを見て落ち着いて植えて行けます。
4月14日に2019年第2回の道法スタイル学習会を開催しますが、その時にも果樹苗木定植の基本と実際を実習できるよう準備しておりますので、よかったらご参加下さい。道法スタイルの剪定が独特なのは有名なところですが、苗木定植のやり方も独特というか、常識の真逆をやります。つまりはどうやって植えると植物ホルモンが活性化するのか。是非お確かめあれ。
参加要項や申込フォームは以下より。第2日曜日の定期開催で、通年参加の方は特典もあります。地下水や自然環境、人の身体にも負荷をかけず、美味しい作物を育てる無肥料栽培を一緒に学んでいきませんか。
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