人生は8割が準備?!一瞬一瞬を味わおう 120歳まで健康に生きる道 ~102~
昨晩は満天の星空の下、外に布団を敷いて寝ました。
テントもなし、囲いもなし、家の前にただただお布団を敷き並べ、そこでウーファーさんたちと雑魚寝をしました。
遮るものが何もないので寝転びながら、まぶたが落ちていくまではきらめく星空が天井です。
前の日には流星群があり1時間ほど夜空をみていたら14個の流れ星が見えました。
どんなにたくさんやることがあってもこんな豊かで静かな自然の味わいが、時間の流れをゆっくりに感じさせてくれます。
日の出前の空の色は「オレンジ、薄いパープル、スカイブルー、エメラルドグリーン」など様々な色が混じり合い感動的な色彩を見せてくれますし、
カナカナカナと聞こえてくるひぐらしの鳴き声は夏を感じさせてくれます。
一斉に飛び立つ鳥の姿は見ていて心がゆったりとします。
また大好きな夏の入道雲を車にのりながら子どもたちとみていると嬉しい気持ちになります。
自然を愛でる時間は、私にとってとても大切な時間です。
先月号でも書かせていただいていますが今年に入ってから私自身は畑へは出向かず、
セルフビルドで倉庫や家を建てる大工仕事をずっとしています。
先日大工仕事をしながら気づいたことがあったのです。
もしかして人生の8割ぐらいは何かをするための準備の時間なんじゃないかなって。
例えば壁をひとつ仕上げるにしてもそれまでに様々な準備がいります。
下地をつくったり、断熱材を入れたり、ボードを打ち付けたり、塗装をしたり。
それらを行うためにもまた別の準備がいります。
大工仕事だけでなく、農場の仕事も同じです。
一つの桃を収穫する前までには冬の剪定をして、桃の蕾を落とし、摘果をし、畑の草刈りをし、袋かけをしてなど冬から続く作業がずっとあってようやく桃の収獲へとこぎつけられます。
そしてその桃が収穫され、発送され、皆様の前に届き、冷蔵庫で冷やされ口に運ばれるまでには、またさらに多くの人の手と時間がかかるんですよね。
口にいれたら一瞬ですが(笑)
何かをしたいなって思った時には準備の時間の方が圧倒的に長いんだと気づきました。
この準備の時間にどれだけの想いを込め、いい時間、いい一瞬一瞬にしていけるのか?
そんなことを意識してみたいなと感じた今日この頃です。
暑い夏ですが、おぐらやま農場の農産物で潤っていただけたら私たちもとても嬉しいです^^
お身体を大切にお過ごしください。(テルミ)
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