子育て・人生の答えはひとつじゃないまして正しい答えなんてない
うちの子どもたちも将来の進路を考えるぐらい大きくなってきました。進路の話しをすると上の子は、
「あーーー、進路苦手ーー!」と頭を抱えてます。(笑)
その横で母は内心クスリと笑い、あたたかく見守っています。
Contents
子どもが進路を決めかねている理由は?
どうして苦手って思うのかなー?とふと考えます。
私も高校生の頃は、実際には進路なんて言われても全く想像がつきませんでした。
高2のときに夏休みを利用して長野県のレタス農家に2週間泊まり込みで農業体験したのが、農業やってみたいなって思う一歩ではありましたが。
そのあたりは自己紹介で、どうぞ。
そして大人になった今なら「進路が苦手」「自分の進路がわからない」という理由の一部はわかります。
小学校、中学校、高校と学校で勉強してきても、
勉強と部活、勉強と習い事とかなので、実社会にふれる機会がほとんどないんですよね。
働いている大人の姿を一番見るのは、「先生」という職業が圧倒的。
あとは本の中で知るか、テレビの中などで知る女優さん、俳優さん、アナウンサーなどなど。
サッカー選手などに憧れるのもある種、当たり前ですよね。
自分の憧れの選手が、カッコよくサッカープレイしているのですから。
なので、この狭い条件・圧倒的に体験、経験の少ない中で進路を選ぶというのだから、よっぽどでない限り、選べないだろうなって思います。
人生の答えはひとつだけじゃないまして正しい答えなんてない
それにこれは、学校教育の中の「テスト」というものの影響であると思うのですが、
どうも
・答えは「ひとつ」だけ
・正しい答えをしないといけない
ということが、無意識のレベルで働いている気がします。
小学校に入ったころから、高校3年生になるまでほぼみんな「答案用紙」に「正しい答え」を書き、あっていたら○、間違っていたら☓というテストを受けてきたと思います。
9年間、頭の柔らかい小学生から高校生までこの「答えはひとつ」「正しい答え」の存在するテストを受けているのです。
何かが正しい、何かが間違っているっていう概念が育つのは、ある意味当たりまえ。
だから余計に迷ってしまう。
人生何十年と生きてくると、人生の中で答えはひとつなんていうことはないし、それぞれの人生や好きなことに合わせていろいろなことがカスタマイズできたりするというのがわかってくると思うので、それも経験なのかなと思ったりします。
それに自分が「自分自身の人生を生きた」と思える人生(私はそんな人生がいいなと思っているので)に正しい答えもない。
みんなひとりひとり答えが違うのが人生って言えるんだろうなって思います。
ここで、上の子が中学生を卒業するときに先生が書いてくれた文章と子どもに送りたい言葉を2つ紹介します。
「 Be a driver 」自分の人生の主人公になろう
「 Be a driver 」
自分の人生の、主人公になろう。
自分の行く道を、自分の意志で選ぶ人になろう。
自由に、積極的に、人生を美しいものにしよう。
既存のルールや常識に縛られない人になろう。
自分の行く道は、自分で決めたほうが、楽しいに決まっている。
人生の、ドライバーになろう。
ライフワークとは、人生の質を表現する方法だ
「ライフワークとは、人生の質を表現する方法だ。君が持っている人間としての喜びと愛を、どんな仕事を通じて表現したいかだ。」
「どんな職業を選んでも、すべては君の仕事と他人への愛の表現だということに気づいてもらいたい。」
「完璧な仕事に出会ったら、その愛がでてくると思っている。しかし、現実は逆なんだよ。自分と向き合い、才能を開発して、自分のすべてを分かち合おうと努力する人に、心の平安と、富、友情、人生の充実感がもたらされるのだ。心から与えようと思った人間は、与えられるようにできてるんだよ。」
「人生に迷ったとき、自分が何をすれば楽しいのか、胸に手を当てて聞きなさい。そして自分のハートの声を、人生の羅針盤にするのだ。自分の中にあるドキドキ、ワクワクを感じなさい。
何も聞こえないとしたら、それは君が忙しくしすぎているせいだ。君の声が日常の雑事でいっぱいになり、心の声がかき消されている。そういうときは、心を静かにしてハートの声に耳を傾けるときだ。」
親子の進路相談は続きます
と、いうことで親子の進路相談?!はまだまだ続きます。
こんな風に子どもの進路をアレコレと一緒に考えたり、他の親と一緒に話したりする時間もまたいいもんだなって思います。
まだまだ、君たちの人生は続きます。
一瞬、一瞬を楽しみながら、素敵な人生を歩んでね♪♪
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