無施肥減農薬栽培の桃の出来はいかほどに?
ここのところ桃の出荷三昧の日々で、体重が3キロ落ちたてるです。
(それぐらいが丁度いいとの声も・笑)
今日の夕方、ご近所の農家さんが用事があり出荷場に来られたんです。
いつもその方がくるときには、私たちはおこられてばかり😅😅
笑った顔をみたことがありませんでした。
うちの農場は周りとは、栽培方法が違うので目立つんですよ。
除草剤もまかないで草刈りばかりなので、時には草がボーボになることもありました。
農薬もかなり減らしているので、りんごなんかは樹から葉っぱが落ちて消えてしまうこともたびたび。。。
収量はよその3分の1ぐらいのことも度々ありました。(今までよくやってこれたなあ)
桃にもよくシンクイムシという虫がきたり、カナブンがきたりしていました。
ですので周りからも心配され、お叱りを受けることも。。
ところが今日出荷場に来られて30分もお話したんです。(そんなこと初めてでした)
そして「へえ、桃に虫こないだか?」どうやら自分のところの桃が虫にやられたとかでした。
「今年は、シンクイムシ被害もほとんどないんですよ。」と私。
「ほうか」
そしてコンテナにある可愛いピンク色の桃を見て、
「ちょっと味見にくれないか?」と。
「いいですよ」と2個お渡ししました。
いやあ、びっくりしましたよ。うちの桃を食べてみたいって。
きっと、今頃家で美味しくてびっくりしているだろうなってちょっと楽しみな気分です。
なんだかちょっと認めてもらえたようで嬉しかったです♪♪
今年の桃は、ここにきて最初の頃よりもさらに美味しくなってきました。
晴れ間が続き、グッと色もよくなってきました。
暁生さんがいろいろと書いてますが、
これは今年だけのものではなく、今までの十数年の末の賜物なんです。
肥料もあげなくなってから10年以上。
きっと土壌も変化していることと思います。
十数年経って、ようやく今年は肥料がなくても、そして農薬を減らしてもこれだけのものが収穫できているということに、
よく続けてこれたなあと感慨深いです。
私なんかは何回も、何回もめげそうになりました。
陽気に続ける農場主暁生さん。
そしてもちろんスタッフのみなさんやウーファーさん、天候の賜物です。
今が「あかつき」のピーク時で今、行き場の困っている桃が100ケース以上あります。(豊作の喜びです)
ジュースにしてしまうにはあまりにももったいないので、よかったら食べてみて下さい。
夏の贈り物にも喜ばれています。
何でも糖度も16度あったそうです。こちらから注文できます。
収穫のお手伝いにきてくれているゆうたくん。
畑で食べる桃は美味しいね♪♪(テルミ)
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