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信州安曇野・道法スタイル学習会 【2020年度】 3月~12月

Contents

< 2020年度 信州安曇野・道法スタイル学習会 要綱 >

 

*毎月定例。基本的には第2日曜日の開催。(全9回・毎月第2日曜日 1月2月8月は休会)

*参加費 各回3,000円。 昼食は各自で持参下さい。

*日程   午前9:45受付

午前10時 座学 → 昼食 → 実習

午後4時半~5時頃 終了予定

*場所

「安曇野市三郷小倉多目的研修集会施設の小会議室」集合となります。

下記地図を参考にしてください。

 

 

*座学では、道法スタイルの解説、実践例の紹介、参加者持込みの課題検討、質疑応答など。

*実習では、その季節ごとの実務作業を道法スタイルで実習します。道法スタイルは、果樹・野菜・稲作など作物全般に応用する技術ですので、可能な限り多品目実習を準備します。荒天時は実習中止の可能性あり。

*会場は、おぐらやま農場(安曇野市三郷小倉6251-2)ですが、近隣圃場で実習することもあります。

 

< 学習会の進め方 >

@松村は道法スタイル案内人として、この学習会(ワークショップ)進行の手助けをします。

@ただ話を聞くだけでなく、内容を自分のものにし現場で使える技術にするために、参加者みんなで作り上げるワークショップを目指します。参加者が発言しやすいスタイルを模索しながら進めますので、積極的にテーマに参加して下さい。

@「理論は現象の後追いである。(ピーター・ドラッガー)」

目の前にある事象現象の観察眼を養っていくワークショップを作っていきたいと思います。

一つ一つの理論と現象が合致しているのかを検証していく学習会です。

@年間9回開催を予定しています。9回トータルで1セットになるように、その都度テーマを設定する予定です。(詳細は下記の通り)

日常的に道法さんのセミナーで語られる内容は、分野も広く内容も深いことを短時間に凝縮してやっているので、それを9回に分けて一つ一つを噛み砕いて行こう、大事なことは何度も確認しながら落とし込んで行こう、というのが安曇野で定期開催していく理由です。

@そして道法スタイルを学ぶ仲間が無肥料栽培の圃場で結果が出てくるようになれば、農産物販売などでも力を合わせていくコミュニティを形にしていきたいと思います。

@このワークショップの最終目的は、道法スタイル・無肥料栽培の農業の実践を幸せな地域作りに最大限活用することです。

 

道法スタイルで育った農産物である

>>おぐらやま農場の農産物は、こちらからご購入できます。

 

< 学習会予定 >

内容はその都度最善を期して、変更される場合があります。

第1回・3月8日(日)

コロナウイルスによる影響を考え、3月は中止とします。

☆座学

「なぜ無肥料栽培が必要とされているのか」

「窒素肥料とは何か」

「窒素肥料が引き起こす7つの諸問題」

☆実習課題

「道法スタイルの苗木植付け」

「りんご・ブルーベリー剪定と花芽調整」

通常ではいらない枝として切除される徒長枝を結果母枝として利用していく「切上げ剪定」の実際について、おぐらやま農場の現場で実習します。植物ホルモンが活性化するコツを一つ一つ押さえていきたいと思います。

 

第2回・4月12日(日)

2019年第2回学習会での桃の苗木植えの様子です。

☆座学 テーマ:

「植物ホルモンの基礎知識」

「植物の生長と重力・引力・遠心力」

☆実習課題

「りんご・梨の接木」

「台木の挿木」

「チッソ分を消化する太陽熱養生処理」

 

第3回・5月10日(日)

☆座学

「農業経営を成功に導く三種の神器」

「植物ホルモンの相互作用と発育ステージ」

☆実習課題

「苗木植付後の枝管理」

「果樹のあら摘果」

「野菜の種まき・植付け」

 

 

第4回・6月14日(日)

☆座学

「呼吸作用とクエン酸回路」

「夏季新梢管理は道法スタイルの神髄」

☆実習

「夏野菜の垂直仕立てその1」

「仕上げ摘果と夏季新梢管理」

「サツマイモ植付け」

 

 

第5回・7月12日(日)

☆座学

「植物の水分調節とかん水コントロール」

「降水・かん水と果実肥大の関係」

☆実習

「夏野菜の垂直仕立てその2」

「桃袋掛け」

「ブルーベリー収穫」

 

 

*8月は休会です。8月下旬に道法さんを招いての「道法スタイル農業セミナー」を予定しています。

 

第6回・9月13日(日)

 

座学

「低農薬栽培を実現する病害虫防除」

「補助的に使う農業資材」

実習課題

「梨収穫」

「桃の緑枝接ぎ」

「鳥害対策」

 

 

第7回・10月11日(日)

座学

「黄葉・紅葉・落葉にみる樹相診断」

「植物ホルモンからみる樹相診断」

実習

「さつまいも収穫」

「りんご収穫」

 

 

第8回・11月8日(日)

座学

「農作業点数表」

実習

「りんご収穫と選別・貯蔵」

「桃の剪定」

 

 

第9回(2020年最終回)・12月13日(日)

座学

「一年の振り返りと道法スタイルQ&A」

「農産物の有利販売の為に」

実習

「梨・りんごの剪定」

「剪定鋏・鋸・チェンソー等の手入れ、目立て」

 

 

1月2月の厳冬期は休会です。2月上旬に道法さんを招いての「道法スタイル農業セミナー」を予定しています。 道法スタイル安曇野学習会は、おぐらやま農場の松村が案内人として学習会の進行係を務めます。

先生でも講師でもありませんので、皆さんと共に学習会を通して道法スタイル・無肥料栽培への理解を更に深めていきたいと思います。 この学習会の最終目的は、道法スタイル・無肥料栽培の実践を、幸せな地域づくりに最大限活用することです。

 

<道法スタイル学習会に向けてのあいさつ>

無肥料栽培・植物ホルモン・切上げ剪定などのキーワードで近年農業界に革命を起こしている道法正徳さんは広島の柑橘農家。「道法スタイル」という呼称で独自の農業理論を提唱しておられます。

松村は4年ほど前からすっかりその理論と実際の虜になってしまい、長野県内や近県に道法さんがセミナー等で来られると知れば、すぐに飛んで行って話をきき、質問し、安曇野でのセミナーも3回ほど開いて、おぐらやま農場の現場を何度も見てもらいました。

 

何がそんなに魅力かというと、無肥料栽培についての答えがすべてそこに揃っているからでした。安曇野は皆さんご存知の通り「名水の里」。地下湧水そのものがブランドになっていますし、それを利用した山葵(わさび)田は全国に有名です。

稲作・果樹・野菜栽培なども、豊かで上質な水資源に負うところ大きく、安曇野の自然環境を護っていくということは、安曇野の水資源を護ることとほぼ同義語であります。そして現在、美しい水を危機に晒しているのが農地に使われるチッソ肥料です。

おぐらやま農場では10年以上前から、自然環境を護る農業、そして農産物に本物の価値を醸成すべく、農地に肥料を使わない「無肥料栽培」に取り組んできましたが、この道法スタイルに出会ってからの進展は目を瞠るものがあります。

道法さんにお願いして、自前で道法スタイルの学習会を開けないか、希望者が集まって勉強する会を安曇野で開催したいと相談してきた結果、松村が「道法スタイル案内人」として、学習会を主宰していくことになりました。

You tube チャンネルもどうぞ。

 

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おぐらやま農場 松村暁生

おぐらやま農場 松村暁生

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