ブルーベリー畑のピンチを救え!(6月9日)
約2週間弱のロングランとなった、ブルーベリーの樹に発生した貝殻虫の駆除作業、今日でひと周り終了。
昨年までも若干の貝殻虫発生はありましたが、致命的なワルサをするわけでもないしと、静観しておりました。
7月中旬までの収穫シーズンが終わったらそのうちいなくなる傾向もありましたので。
今年は春先から発生量の多い場所が目につき、
放っておくとブルーベリーの生長に影響が出てしまう雰囲気を感じて、駆除作業を決断。
5月末から開始し、枝1本ずつを総点検して歯ブラシや竹串などの小道具を駆使して、地味に地道にブルーベリーの樹の大掃除です。
農場スタッフのエツコさん隊長の元、ウーファーさん、縁農サポーターさんたちが毎日コツコツ進めてくれて、今日見事に回りきってくれました。
最後の樹が終わったところに取り付けたゴールテープをみんなできって、
終わったお祝いに「ポッキー」と「小枝」をみんなで食べるティーブレイク。
え、なんでポッキーと小枝なの?
いや、貝殻虫の着いた枝にビジュアルの似てるお菓子を探したらこれになったんだそうで・・・。
園主としては、この作業を入れることで他の作業進行に遅れが出ること必至の状況の中、
こんな風にネタにして笑い飛ばし、大変だよ感のカケラも見せず、
淡々とやり抜くスタッフさんたちの姿が、なんとも誇らしい。
これぞわが農場の真髄と言えましょう。
化学農薬殺虫剤の手を借りる選択肢も無いわけではない。
でも貝殻虫ってね、背中に貝殻みたいなバリアを背負ってるので、農薬散布しても効果が出にくいのです。
来年は春先の発芽前に機械油散布で対策してみようと思います。
この記事をSNSでシェア