「食の安全を守る人々」(12月2日)
アイシティシネマでの上映は今日で終わり。
どうにか最終日、夕方6時からの最終上映にすべり込みました。
取り上げられたテーマは大きく3つ。
*除草剤グリホサートは危険なのか安全なのか?
*殺虫剤ネオニコチノイドは何を引き起こすか?
*ゲノム編集食物はどのようにして作られるのか?
農業者として、僕もこれまでも様々調べてきた除草剤や農薬のこと。
真正面からこれらの現実に向き合う社会派ドキュメンタリーです。
制作チームよく作ってくれたな、そして映画館がよく上映してくれたなと思ったら、
エンドロールに制作費捻出のクラファン協力者の紹介ですごい人の数が出てきた。
現在の食と農の現実をなんとかしたいという思いを持つ人はこの国に本当に沢山いる。
僕たちのような農の現場に直接携わる役割もあるけれど、消費者の役割、政治の役割、研究者の役割、
今回の映画みたいに言論や教育などの立場で世論形成に関わる役割・・・。
豊かで安全な食と農を守ることは、私たちの幸せを創造することそのものだと思うのです。
アメリカの外圧に負けっぱなしの政治の貧困にはあいた口が塞がらないのだけれど、
その現実を私たち一人ひとりが知って、受け止めて、思いを声に出していくことが、政治の仕事をする人の意識を変えていくはずです。
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