おぐらやま農場はWWOOF JAPANホストです!
Contents
WWOOFって何?
WWOOF(ウーフ)って言う言葉聞いたことありますか?
WWOOFというのは、よく聞かれるのですが、こんな意味なんです。
WWOOF・・・World Wide Opportunities on Organic Farms「世界に広がる有機農場での機会」の頭文字です。
以下、WWOOF JAPANのホームページから引用させていただきますね。
WWOOF [ウーフ] とは?
お金のやりとりのない、人と人との交流です。
WWOOFは、有機農場を核とするホストと、そこで手伝いたい・学びたいと思っている人とを繋いでいます。 有機農業とは、無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農業で、人間と動物、環境にも考慮した農法です。農薬を使う方法よりかなり手間がかかり、また大型機械を使わない場合も多く、人手が必要です。
WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。
「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。
自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。その関係に、お金のやりとりは一切ありません。
「食事・宿泊場所」を提供する側をホストといい、「力」を提供する側をウーファーといいます。
単なる交換ではなく、WWOOFではホストとウーファーとの温かなコミュニケーションを大切にしています。
WWOOFは、WWOOF登録した人たちが利用できるものです。WWOOFはまず登録から始まります。
ウーフジャパンの登録先はこちらです→ https://www.wwoofjapan.com
おぐらやま農場でのウーフ体験
おぐらやま農場は、2004年からこのWWOOF JAPANのホストをしています。
だいたい年間50人~80人ぐらい、
下は16歳ぐらいから上は70代の方々がいままで農場を訪れ、農作業を手伝ってくれました。
日本各地、世界各国(20カ国以上ほど)からここ信州安曇野へ来てくれて、同じ空間で暮らしをともにし、農作業を手伝ってくれています。
遠くはブラジルから近くは地元安曇野から、本当にたくさんの方たちが農場を訪れてくれています。
おぐらやま農場の原点にもありますように、
農業という営みが内包する無限の豊かさ、農村風景の持つ素朴な魅力、自分のいのちをつなぐ食べ物に積極的に関われる喜び、そんなことを感じあえる仲間の輪が広がっていくことを願っています。
このような仲間の輪が広がるひとつかなと思ったりもしています。
四季折々の自然の豊かさに触れ、普段は動かさない体を動かしながらやる農作業、
みんなで囲む食卓、
初めて出逢うひとたちの交流の場、
そんな場になっています。
何回もリピートしてくれるウーファーさんがいたり(ウーフにきてくれるひとのことをこんな風に呼びます)、
安曇野が気に入りこちらに移住してきたり、
結婚したよって言うお便りだったり、赤ちゃん産まれました~~!!っていうお便りだったりをいただくときは、まさにウーフホスト冥利につきます。
こんな作業があります。
おぐらやま農場では、WWOOF JAPANのページにこんな作業内容を載せています。
季節の移り変わりとともに農作業の内容も変わってきます。
1月~3月
・果樹園の剪定(枝拾い)
・まき作り
・果樹園へのもみがら散布 等
4月
・桃・梨の摘蕾(つぼみとり)
・野菜の種まき、苗作り 等
5月
・りんごの花摘み
・果樹園の摘果作業
・草刈り
・トマトの植え付け 等
6月
・果樹園の摘果作業
・桃の袋かけ
・草刈り 等
7月
・トマトの収穫
・草刈り
・人参の種まき 等
8月
・トマトの収穫
・桃の収穫
・草刈り
・人参の種まき、草引き 等
9月
・梨の収穫
・もみがら集め、袋詰め
・草刈り 等
10月
・りんごの収穫、玉回し作業
・人参の収穫 等
11月
・りんごの収穫、箱詰め作業
・干し柿作り
・人参の収穫 等
12月
・りんごの箱詰め
・炭素資材散布 等
こんな感じで作業や暮らしをしています。
WWOOFの本も紹介しますね。
こちらがいつもホストとウーファーさんの架け橋をしてくださるWWOOF JAPANの星野さんの書いた本になります。
WWOOFに興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。何か新しい世界に出逢えるかもしれません。
WWOOFの感想です。
下の写真は、もう10冊以上にもなるウーファーさん達の感想ノートです。
みんな思い思いにたくさんの素敵な感想を書いてくれて嬉しい限りです。
こんな感じです。イラストつきで英語だったり、日本語だったり。
ひとつだけ紹介しますね。
■日本の田舎でハッピーな体験■
暁生さん、輝美さん、ふうわ、わら、とわ,ありがとう!! ここでの暮らしはいつもとは全然違う本当の文化の革命でした。6週間という日々は本当に流れるようでした。日本の田舎の中でこのような経験ができたのが、本当にハッピーでした。 最初、ここにきたときにはまだ地面に雪が残っていたけど、今は桜が満開です!僕は、りんごの花が見れずにここを去ってしまうのがさびしい。きっとそれはものすごく美しいと思います。 あなたたちは、いつも信念のある、やさしい行いをしてくれた。僕はそんなことを忘れません。 僕は、多くの時間を安曇野と松本で過ごしましたが、ふつうの観光よりももっともっと価値があって、学びの多い日々を過ごせました。食べ物に関して僕は、ここでとても満足しました。 僕はうめぼしやみそ、お好み焼き、カレー、たくあん、おにぎりなどアメリカにもどって料理するのをとても楽しみにしています。 輝美さんと一緒にみそづくりに連れて行ってもらって、みそをつくったのはウーフ生活の中でももっともおもしろかったです!! 僕はここで松村ファミリーが自分たちの暮らしを心から楽しんでいる姿がとても素敵だと思いました。 僕も、ここでとれた野菜や果物をとても愛していたよ。僕もそういう暮らしをしてみたいと思う。 暁生さんはぼくの質問になんでも答えてくれてありがとう。ここで農業のことをたくさん学べました。 ここでの暮らしはぼくにとって、本当に満足で心地いいものだった。暁生さん、輝美さん、ふうわ、わら、とわ、そしてここでのスタッフのひでさん、えつこさん、いまいさん、本当にありがとう。 出逢ったウーファーのみんなもありがとう。感謝の気持ちを言い切れないけど、本当にありがとう!ARIGATOU GOZAIMASU!親愛なる松村ファミリーへ
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