道法スタイル講座・安曇野と綾瀬(1月22日)
2日連続で道法さん来られての農業講座に参加させて頂きました。
安曇野会場と綾瀬会場。
21日は安曇野会場。参加者25名。
「団粒構造とか微生物とか言って土をいくらフカフカにしてもね、発根させるホルモンが根に届かない限り、1ミリも根は出ないんよ」
「長い立ち枝がどれだけあるかで新芽の数と量が決まるって分かるかな。新芽で発根ホルモンのオーキシンが作られるのだから、どの枝が必要な枝なのかは見たらわかるでしょ」
それで、2枚目画像のような梨の枝ぶりに行きついたのです。
道法スタイル7シーズン目の姿。
一般的な平棚の梨畑と比較すると、立体的に仕立てるこの形の方が圧倒的に枝量が多い。
しかも残してある枝はホルモン活性が最高の「長い立ち枝」に揃えてあります。
この園地は無施肥で10年ほどになりますがますます梨の玉伸びと収量が良くなり食味も良くなっています。
化学農薬使用量は当地標準の1割程度です。
2年前に平棚のワイヤーと支柱も全て撤去できたので作業効率が著しく向上しました。
そんな一つ一つの変化を参加者の皆さんと共有できることが私にとっては何よりの喜びです。
22日、神奈川県綾瀬市にて参加者21名。
「毎月開催」のスタイルは安曇野と同じなので、どんな方が主催してどんな雰囲気でやられているのかを体験したかったのですが、
日本各地に燎原の火の如く道法スタイル実践者のネットワークが広がっていることを垣間見るような1日でした。
たった一人の指導者がコツコツと全国を歩き回って、ここ十年足らずでたくさんの人の農業経営と人生を変えて来ているこの事実の重さ大きさをどう表現したら良いものか。
もちろん私も道法さんの追っかけをして丸6年、人生を変え農業経営を変えて来た一人なのですが、
この真価を今度は自分自身から次に繋げられる力量と器を培っていきたい。
きっとそう考えている同志の存在が全国に沢山いると思います。
2月18日、初開催となる「道法スタイルサミット&マルシェ」。
会場は三重県尾鷲市です。私も参加させてもらおうと予定してますが、興味関心のある方は是非ご参加下さい。
道法さんの基調講演と全国の実践者による体験発表、道法スタイル実践者持ち寄りの農産物マルシェなど盛りだくさんなイベントになるそうです。
道法スタイルオススメの書籍
「マル農のひと」には松村も登場させていただいています。実践者の様子などもご覧ください。
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