道法スタイル・ジャガイモの管理作業その2 6月10日
5月27日の投稿で、
4本の新芽に揃えてから紐で縛るところを紹介しました。
あれから約2週間、4本の芽を縛ることで生長が活性化し、
あっという間に背丈を伸ばして高さ50センチを超えて来てます。
今度は植えてある列上3mおきぐらいに
鉄のパイプ支柱を打ち込み、
2本の麻紐で茎を挟み込んで、
垂直に立つように。
またもや特殊耕作部隊のタケさん登場で、
作業がスイスイと進みました。
無肥料で13年、
この圃場ではずっとジャガイモを連作し続けているのですが、
連作障害は皆無。
作り続けるほど調子が良くなり、
世間の常識と真逆になります。
インターネット上でも、家庭菜園の手引書でも、
ジャガイモなどのナス科作物は連作障害を引き起こすので、
1作終わったら畑を休ませるか、
ナス科でない作物と輪作体系を計画して栽培せよと書いてあります。
以下、ネットからの引用。
———-
連作が何回も繰り返されると、特定の病原菌によって土壌中が支配され、
作物が病害にかかりやすくなります。
特に野菜の場合、収穫から次の作付けまでの期間が短く、
連作に伴う病原菌やセンチュウの集積は加速されることになります。
近年、連作障害の主原因は、この土壌病原菌・土壌害虫によるものです。
防ぐための一番の方策は、輪作をすることです。
輪作をすることで、土壌の多様性が維持され、
連作障害が出にくくなります。
———-
これらは肥料栽培する事を前提にした常識なのですが、
無肥料でやり続けるとその常識がひっくり返ります。
病原菌やセンチュウが増えることが
同じ種類の作物を連作する為だという学説を
頑なに守り続ける農学は誰のための農学なのでしょうか?
硝酸態チッ素を吸い込んだ作物がどのような影響を受けるのかを客観視したら、
肥料をやり続けることのリスクをすぐに理解できる。
「連作障害」ではなくて「連続施肥障害」と言えば現実に合ってくると思います。
この記事をSNSでシェア