1. TOP
  2. おぐらやま農場のとりくみ
  3. 信州安曇野 おぐらやま農場は安心して食べられる農産物をみなさんに

信州安曇野 おぐらやま農場は安心して食べられる農産物をみなさんに

このページを訪れていただきありがとうございます!!

北アルプスの麓、水のとても澄んでいる信州安曇野でみなさんへお届けする果物や野菜を育てている農家です。

みなさまにぜひ私達の農場の考えだったり、農法であったり、農場の愉快な様子をお伝えできればと思い紹介させていただきます。末永くおつきあいしていただけると、とても嬉しいです。

まずは、農場の原点などご覧ください。

Contents

信州安曇野おぐらやま農場の原点

酪農の牧場で仕事をしてきた若夫婦が、信州安曇野で自分達の農場を拓こうと話し合っていた。

「この地に僕達、根付いていこうよ、僕らの子ども達はここをふるさとにして育っていくんだ・・。」

僕たちのねがいに

「ひとのいのちに責任の持てる食べ物をつくりたい」

という想いがあります。

現代農業は果物作りに農薬や除草剤、化学肥料等、人間の健康を脅かす可能性のあるものが当たり前のように使われる時代です。

どうしてそうなるのか、誰だってそんな食べ物を喜んで食べたがるとも思えないのに・・。

見栄えが悪くならないようにとか、手間暇かけないでもいいようにとか、きれいじゃなくちゃお金にならないんだとか、食べ物が売物であるが故、生産者である僕ら百姓達は自分の暮らしを守っていくためにも、様々な手段を駆使して市場に受け入れられる農産物を作ろうとしています。

 

一人ぐらい市場に受け入れられないようなりんごを作っている男がいてもいいじゃないか(実際はもっとたくさんいますけど)、という思いを原点に、お金をもらうためだけでなく、食べる人と作る人とが心をつないでいける関係を築いていけないかとの試みが僕たちの手がけていることです。

農業という営みが内包する無限の豊かさ、農村風景の持つ素朴な魅力、自分のいのちをつなぐ食べ物に積極的に関われる喜び、そんなことを感じあえる仲間の輪が広がっていくことを願っています。 おぐらやま農場の具体的な栽培方法や考え方などもこのブログ上で紹介していきたいと思っています。

僕たち自身が一歩一歩勉強を重ねながら、関わりあっていく人たち誰しもが幸せになっていく、そんな農業を実現していきたいのです。

野菜畑は無農薬栽培、果樹園は慣行栽培の30%程度の減農薬栽培です。

野菜畑では害虫等もほとんど姿を見なくなり病気もだんだん減ってきました。

果樹園でもさらに数年をかけて農薬の必要ないりんごや桃たちが育つよう、お世話していきたいと考えます。これはもちろん、農産物を食べていただく人の健康にとって農薬の残留が様々な影響を与えてしまうからということもありますが、何より、農薬臭・農薬風味がどうしても残ってしまうと感じるからです。

農薬と言ってもものすごい種類がありますが、舐めて美味しい・いい匂いというものはありません。(危険ですから絶対試してはいけません)

また化学肥料の使用は著しく味を損ねます。苦味・渋みをはっきりと残しますので味のよい野菜や果物を作ろうとした時に一番避けたいものの一つです。

試しに化学肥料をひと舐めしてみてください。(すぐにうがいができるよう水を準備してから)絶対に散布したくないと私が言う理由がすぐに分かっていただけるはずです。

また畜産堆肥等、有機農業と言われている農法の中で長年使われている肥料ですが、化学肥料ほどでないにせよ、窒素分が非常に多く、どうしても土が腐敗しやすく、そうなった場合には作物に腐敗味が出てしまいます。

つまり作物の味とは、その土にあるもの、また散布されたものの影響を大きく受けるということです。考えてみれば当たり前のことです。

美味しい野菜や果物を育てようと思えば不味くなる原因のものを極力使わないことが大前提になってきます。また、おぐらやま農場の全品種のりんごには落果防止剤を使用することがありません。

私たちのりんご畑は、無農薬栽培にはまだなりませんが、農薬使用量を当地標準3割以下に抑えた低農薬栽培に取り組んでいます。石灰硫黄合剤・ボルドー液(石灰+銅)など、天然鉱物原料などの理由で「化学農薬にカウントされない」有機JAS認証資材も使いますので化学合成農薬の使用割合はさらに下がります。

除草剤も一切使いませんので、畑の表面には緑の草が生い茂ります。これを一年に何度か刈り倒し、また炭素資材として枯れ草をそのまま利用します。

皮ごと安心して食べられるりんごを皆さんに

これは私たちの一つの目標。

その為には、「りんごは果物の中でも一番農薬をかけて作る」という現実を少しでも変えて行かなければなりません。

誰だって農薬がいっぱいかけてあると言われたら皮を剥きたくなります。

おぐらやま農場では上記のように当地標準の3割以下で取り組み、今のところはまだ問題もいくつか出ていますが、そのダメージも年々少なくなってきていますし、何よりそれに対応するだけの農法や技術を追いつかせようと、私たちの学びの材料になってくれていることが大きいです。

枝の伸び方や果実の成長度合い、食味の変化、葉のツヤや病気・虫食いなどの経緯を見て、果樹たちと対話していくことが農業者の仕事だと思います。

そして、農薬のイメージや社会通念だけで、むやみに恐怖心をあおるようなことをせず、様々な角度からの検証を紹介していくことも私たちの責務ではないかと考えます。

Farmacyとなる食べ物の提案をできる農場に

ファーマシー(pharmacy) と言えば薬局のことですが、アメリカのフロリダ州に、薬の代わりに果物や野菜を処方する医師達がいるらしいのです。

看板には(Farmacy)と大きく書いてあります。スペルリングが間違っているよと教えに来てくれる方もいるそうですが、「これで合っているのですよ。農場(farm)からオーガニックの野菜・果物が届き、あなたの病状に合わせた処方にそって、ダンボール箱に詰めてあります」

「Farm+pharmacy」の造語ですね!

うちの子どもたちが小さい頃、咳が止まらなかったら「レンコンの粉」を混ぜたり、お腹が痛くなれば「梅醤番茶」を飲んだり、乳腺炎のときにも助産師さんが「3年番茶+大根おろし+かつおぶし」をお湯で溶いて飲ませたりしてくれました。

それだけで結構治ってしまうんですよね。基本人間の体には自己治癒力がありますので、大体のことは睡眠、食事、適度な運動、深い呼吸で治るようです。

野菜には不思議な力があることは体験済みです。

私たちに、医師免許はありませんが、農場運営をどうしていこうかという時の一つの羅針盤です。

安曇野の地、日本の地、世界の地を守るような農業の提案

安曇野の水を守りたい。このテーマに農業者の私達が直面する課題は、「肥料」と「農薬」をどう扱うかです。これらはセットで考えられるものです。ずばりの本命・本丸へ直球勝負で取り組んでいきたいと思います。

安曇野の地下水を巡って⑥ 2017年10月号ニュースレターより 無農薬のりんごづくりを目指して 

たくさんの方の心の故郷(ふるさと)になる農場

2,000人を超える方たちが農場を訪れてくれました

おぐらやま農場は、農場がスタートしてから今まで本当にたくさんの方たちに関わっていただき、ここまできました。

農場を訪れてくれた人たちの数を合わせるだけでも2,000人を超える方たちが、世界中から訪れ、農作業を手伝ってくれたり、りんご狩りを楽しんでくれたりしました。

おぐらやま農場では、農場を訪れてくれる機会が増えるような機会も積極的につくっています。

WWOOFホストであったり、援農(農業ボランティア)の受入れであったり、りんご狩りなどであったり、、、

もっといろいろな企画ができたらとも思うのですが、なにぶん毎日の農作業もありまだそこまで手が回りません。

未来を担う子供たちの教育や食育の場になったり、自然の中で過ごしたい方たちへ素敵な場が用意できるようになったらいいなあとも考えつつ。。。

WWOOF(ウーフ)の受入れホスト農家です

おぐらやま農場は、2004年からこのWWOOF JAPANのホスト農家をしています。

だいたい年間50人~80人ぐらい、下は16歳ぐらいから上は70代の方々がいままで農場を訪れ、農作業を手伝ってくれました。

日本各地、世界各国(20カ国以上ほど)からここ信州安曇野へ来てくれて、同じ空間で暮らしをともにし、農作業を手伝ってくれています。

遠くはブラジルから近くは地元安曇野から、本当にたくさんの方たちが農場を訪れてくれています。

今まで来てくれた国の方、

韓国、台湾、タイ、マレーシア、香港、中国、インド、シンガポール、カナダ、アラスカ、アメリカ、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、フィンランド、メキシコ、ブラジル、ドイツ、イギリス、スペイン、フランス、イスラエル、、、、(まだ思い出したら書き足します・笑)

さらに日本各地からも訪れてくれています。おぐらやま農場でWWOOFを体験後、農家になった方も数名いらっしゃいます。

こちらの記事で、WWOOFの詳しいことやテレビに紹介されたときの動画などが見れます。

おぐらやま農場はWWOOF JAPANホストです!

産地直送の安心と価格で皆さんのお役に立てますように

私たちの農産物はほぼ100パーセントが農場直送の直接販売です。

大量生産・大量流通・大量消費の時代の流れを逆行しているかも知れませんが、「商品として」だけのりんごではなく、人の生命に資することができる食べ物を、それを理解してくださる方に食べていただければ幸いです。

贈答品として出る価格ならもっと値が張る高級品がほとんどかも知れませんが「りんご」というこの素晴らしい果物が一部の人にしか手の届かない農産物になってしまうことはとても残念です。

小キズのあるものや小玉品などのりんごは家庭用価格を設定しました。

中間業者の入らないこの価格でがんばりますから、多くの方にお届けできることを希っています。

 

おぐらやま農場の農産物はこちらからご購入いただけます

 

見た目重視ではありませんのでスーパーなどにならんでいるワックスをかけたようなピカピカでものすごく形のいいものをあつめたものではありません。

よろしければシェアをお願いします。

おぐらやま農場では、中間業者の入らない価格で、安心できる農産物をみなさまにお届けしたいと考えています。

農産物の小売価格が、農家から出荷される時の2倍・3倍になっていることが珍しくない今の時代ですが、もっと無駄を省くことはできないだろうか? と考えます。

産地直送の農産物は生産者や栽培方法が分かり、安心して食べてもらえると思いますし、みなさんが食している食べ物の生まれる信州安曇野の「おぐらやま農場」をみなさんのもうひとつの「ふるさと」や「田舎」と思ってもらえれば、こんなに嬉しいことはありません。

おぐらやま農場とその農産物を気にいっていただけた方は周りの人に紹介していただけないでしょうか。またブログやホームページ、facebook、twitterのある方はリンクを張っていただけたら嬉しいです。 農場は食べていただく人がいてこそ、はじめて成り立つものです。皆様のご協力に感謝しております。

・農場の農産物はこちらから購入できます→ http://www.ogurayamashop.com/

・農場ブログはこちらから→ https://ogurayamafarm.com/

・農場facebookはこちらから→ https://www.facebook.com/ogurayama/

・農場twitterはこちらから→ https://twitter.com/ogurayamafarm?lang=ja

・農場 You tubeはこちらから→ おぐらやまYou tube チャンネル

最後までおつきあいいただきありがとうございます。メールマガジンでは「農家しか知らない食べもののこと、健康の話」をお届けしますので、ぜひご登録くださいね!!

 

\ SNSでシェアしよう! /

食と農と健康と いのちと心をつなぐ おぐらやま農場ブログの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

食と農と健康と いのちと心をつなぐ おぐらやま農場ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

メールマガジン登録

現代農業は果物作りに農薬や除草剤、化学肥料等、人間の健康を脅かす可能性のあるものが当たり前のように使われる時代です。


どうしてそうなるのか、誰だってそんな食べ物を喜んで食べたがるとも思えないのに・・。


農家になってからはじめて知った食べ物のこと、健康について考えたことがたくさんあります。

少しでもこのブログを読んでくださっている方の健康のお役に立てればと思い、メールマガジンという形でお話をさせていただきますので、ぜひご登録いただければと思います。



 

→ → → 産地直送 おぐらやま農場の農産物はこちらから購入できます。

 


ライター紹介 ライター一覧

おぐらやま農場 てるちゃん

おぐらやま農場 てるちゃん

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。おぐらやま農場のてるちゃんです。よろしければ、スタッフ紹介で詳しい自己紹介をしていますので、読んでみてくださいね♪♪右下のオレンジの家マークをクリックすると自己紹介を見ることができます。

この投稿と一緒によく読まれる記事

  • 今度はWWOOFさんを訪ねてマレーシアへ 2017.11.4

  • 安曇野の環境を守る市民の会 合同総会

  • 道法スタイル・ジャガイモの管理作業その2 (6月10日)

  • 2018年のおぐらやま農場日記(7月~12月)【大人気】

  • 今年もふじりんごがたくさん収穫出来ました!2017年11月

  • We are Ogurayama Wwoofers ! ふじりんご収穫スタート!!