私自身は、もう長男がお腹にいるときからうちの野菜を食べています。野菜はあたりまえのように無農薬で育てています。無農薬って言うだけじゃなくて、畑の土壌を育てたり、ミネラルたっぷりの水を野菜にかけて育てたり、化学肥料は全く入れなかったり、、、
道法さんの話を聴くのが初めての方がほとんどのようでしたが、皆さん、常識はずれの剪定方法に、驚くばかり。長年の経験がある農家の方ほど、とても信じられない様子です。でもちゃんと理解していく人も数人おられたと思います。わかる人にはわかっていく。理に適うことを言ってるのですから当然ではありますが、、、
先日リンゴの出荷でリンゴを段ボールに詰めていたところ、ハワイからきたウーファーさんが、「Cool !(かっこいい!)」と後ろから声をかけてきました。???と思った私が、「なんで?」って聞き返したところ、「荷造りを籾殻でしているなんて、素敵!」ということでした。私が、環境のためにもプラスチックを使わないんだよと伝えたら、にっこりしながらして、去って行きました。
マツザワさんが家の横に設置していた手作り活性水プラントをそのまま捨ておくのは惜しすぎるということで、おぐらやま農場の一角へ移設して私が管理して行くことを申し出たところ、了解をもらえました。
私たちのりんご畑は、無農薬栽培にはまだなりませんが、農薬使用量を当地標準3割以下に抑えた低農薬栽培に取り組んでいます。石灰硫黄合剤・ボルドー液(石灰+銅)など、天然鉱物原料などの理由で「化学農薬にカウントされない」有機JAS認証資材も使いますので化学合成農薬の使用割合はさらに下がります。
就農して2年目から始めた年間コース企画は、「食べてもらう人と生産者である自分たちとのつながりを深めていけば、皆さんの食生活にも農業者である私たちの仕事の質にも、必ず心の豊かさを生み出せるはず」という思いがスタートでした。 就農当時、どうやって農産物の販売をしていけばいいのかと、悩みは大きかったのです。価格の安い輸入農産物に引っ張られて国産の農産物も果物も例外なく安値が付き、農協の共同選果場や、松本にある公設青果市場での販売価格が年々下落していく中でした。
おぐらやま農場では、オーガニック農業に関心のある方、実践者となりたい方、新規就農を考えている方、農業大学の学生さんや、これまで受け入れをしてきたマレーシアプトラ大学の方たちなどを受け入れていきたいと考えています。インターンシップの機会としてもご利用下さい。農場で学べることなども書いておきましたので、参考にしてみて下さい。
基本人間の体には自己治癒力がありますので、大体のことは睡眠、食事、適度な運動、深い呼吸で治るようです。野菜には不思議な力があることは体験済みです。
先ほど、2日間に渡って開催していた「切上げ剪定講座」が終了しました。2日とも内容が濃く、おぐらやま農場の圃場もたくさん廻ってもらい、実地で様々な講習を積むことが出来たと思います。 広島から道法正徳さんに来てもらって、いくつかの植物ホルモンで植物が生長している原理を学んでいくのですが、いかんせんこれまでの常識が頭に残っているうちはなかなか話が理解できないのです。