道法正徳さんのトリセツ(8月30日)
道法スタイル農業講座。
夏の信州シリーズを開催させていただきました。
8月22日は安曇野会場にて。午前は座学。
午後はおぐらやま農場を題材に、道法スタイル実践圃場にて、
夏の管理作業や苗木の育て方、植栽間隔の見方等、
多岐に渡って質問噴出しましたが、皆さん学びに手応えを得てもらえたのでは。
23日は中川村の石川さん圃場にて関係者のみ少人数での質疑応答デイ。
まだ今年からやり始めたばかりの石川さん夫妻ですが、
借りたばかりのリンゴ園梨園とがっぷり四つに組んで、いい仕事をされていました。
写真2と3はリンゴフラン病にドロ巻き処置した後の治り具合。
納豆菌を混ぜた泥で巻いてやるとフラン病の進行がほぼ止まってくれたようです。
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道法正徳さんのトリセツ。
☆道法さんの提唱する農業技術の目的はまず経済活動としての営農を成り立たせること。
100%その為の、無肥料栽培であり、切り上げ剪定・垂直仕立て栽培です。
もちろん家庭菜園実践者が成功する為の方策もバッチリです。
農場技術指導コンサルを専門で依頼するとそれなり費用がかかってしまう
(このレベルの技術コンサルなら当然で,大きな農業関連会社の技術顧問などいくつか現在も受けてるそうです)
ので、我らのような小規模農園者にお勧めは、年に1?3回ほど定期的に自農場で農業セミナーを開催して、
道法さんに講師として来てもらい、その都度アドバイスを求めるというやり方。
セミナー代金1回5000円×開催回数の費用だけで、鬼に金棒のコンサルをつけたことになります。
おぐらやま農場も年2回開催を5年続けて来て、その都度質問し、
基本を確かめ、応用を相談し、計り知れないものを受け取って来ました。
セミナー参加の皆さんも「目からウロコです」と、とても意義ある学びの場にしてくれて、
その後の各自の営農に大いに役立ててくれています。
定期的に開催し、続けて参加してくれる人たちとは、同じ地域で同じ目標を持って取り組んでいける仲間づくりも出来ます。
販売先の相談や商談のご縁も広がっていくでしょう。
「セミナー開催」する為には、人を集めることや様々な段取りなどやること諸々出て来ますが、
自分の農園で道法スタイルに本格的に取り組みたいと考えている方には、
まず自分の圃場をまな板の上のコイにすること、是非おすすめしたい方法です。
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