無肥料栽培ってそんなに意味があるの? 化学肥料はともかく、 有機肥料使わないと有機栽培にならないでしょ? と思いながら読んでくれている方もおられるかと思いますが、
遅ればせながらですが、年末年始に皆さんにご協力いただいた100%ジュースキャンペーン売上の5%(27850円)を「安曇野の自然環境を護る会」事務局の津村さん宅へ、ようやくお届けできました。
今朝の気温はマイナス5℃。氷もフロントガラスの霜もまだありますが、日中は穏やかな一日でした。 動画1、リンゴ畑の剪定は佳境を迎えております。剪定の終わったりんごの木が清々しく喜んでいるように見えます。
桃農家ではどこでも、膨らんできた蕾の数を減らす為に「摘蕾(てきらい)作業」をするのが一般的なのですが、道法スタイルからみたら(つまり植物ホルモンの流れに着目して果樹の喜ぶことは何かとみていくと)、花芽が膨らみ蕾になってしまってから摘蕾作業をするのではタイミングとしてすでに時遅し。
うちの農場では、もう何年も何年も畑に「化学肥料」と名のつくものは当然のこと、「有機肥料」と呼ばれるものも畑に撒いたことがありません。 その結果、野菜やりんご、桃などの果樹に変化が起こりました!「野菜やりんごが腐らなくなってきた!!」のです。
「農薬散布は、たとえて言うなら不良学生がかくれてタバコを吸うようなものと思って下さい。もちろん体には良くないしやめた方がいい。でも肥料を畑に撒くのは作物に覚せい剤を打ち込むようなものです。雨に溶けたチッソ分は強制的に吸収されて、一時は枝葉を伸ばし元気なように見えるけれど、病気や害虫から身を守っている植物ホルモンのエチレン生成能力を奪い取る。抵抗力をなくした作物はやがて虫や病気の餌食になってしまい、肥料が切れたとたんに弱り始め、日照りが来たらすぐに枯れてしまう。農薬と肥料が作物に及ぼす影響の大きさを見ていくと、タバコと覚せい剤くらい違う事を覚えておいてください」
なんと1玉2160円。山梨県産で糖度13度内と表示があります。私は最初、写真に写ってる7玉で2160円だと思っていたので、私たちの値付け価格とそんなに変わらないのかなと勘違いしていたのですが、よく見ると「1玉2160円」でした。おぐらやま農場のあかつき11玉3キロ箱は3300円。1玉300円。約7倍の開きはどう考えても安すぎる?! いや某高級デパートが高すぎる?! どっちだ?
どうしておぐらやま農場が「肥料・農薬に頼らない」という命題をかかげたのか。私たちが暮らす信州・安曇野は、何よりも全国に名高い名水のふるさとです。あちこちに美味しい水の汲み場が設けられ、ここに住んでいる人たちの暮らしを支えています。雨が北アルプスなどの山々にしみ込み、長い時間をかけて大地に磨かれ、地下水となります。安曇野の天然水は全国的に有名ですし、美しい水環境が作り出す美味しいお米・果物・野菜の産地として、そして低地に湧き出す地下水がはぐぐむワサビの名産地として、数限りない豊かさを私たちにもたらしています。
桃畑の剪定作業は終了しりんご畑を進めています。切り落とした枝の片付け作業をウーファーさん達に手伝ってもらっています。細かい枝はコンテナに収めて、ストーブの焚付け用に。太いものはチェンソーとノコギリで長さを揃えてこれもスト […]