例年より1ヶ月近く早い梅雨入りですが、 この1週間でググッと緑が色濃くなり、 成長点がグングンと伸びて来てます。 道法スタイル無肥料栽培は雨を全て味方につけられるので、 長い梅雨でも大丈夫。というか長い梅雨が有難いのです。 もちろん雨がない時は徹底して灌水作戦を決行です。
桃の花がそろそろ満開です。 ここ数日それほど気温が上がりませんでしたから、 ややブレーキかかってくれた気がします。 それでも例年より10日以上早いです。 子どもの頃、横山光輝さんの漫画で読んだ三国志。 蜀の国を起こすことになる劉備と、 意気投合した関羽、張飛が、義兄弟の契りを満開の桃花の下で交わす。 桃園の誓いという有名なシーン。
りんごの木の1年の成長と老化のサイクルを良い循環で回してやれるかどうか。 子どもたちの笑顔が見たいという、 親なら誰でも思う気持ちとよく似た気持ちを、 りんご畑に立って今年は特に強く感じています。
秋深まりすっかりりんごの時期になりました。 台風19号で一番落ちたのが黄色いりんごのシナノゴールドでしたが、 樹に残ってくれた分を今収穫・発送しています。
私たちがりんご畑をお借りしている地主さんの一人に、 数十年間りんごの育種を地道に手がけてきた古屋さんというお爺さまがおられます。 新規就農した18年前、一番はじめに借りたりんご畑が、 古屋さんのりんご畑の隣だったご縁で、よく声をかけていただきました。
先月から「ベーシックインカム(基礎所得保障)」という経済政策の紹介ということで語り始めましたが、今月は12月ですので今年の振りかえりをしたいと思っています。
子ども達それぞれが然るべきときに家庭の寝枠を離れて、社会の中へ飛び立つ日がもう間近になってくることを思う時、どんな社会を子どもたちに残していきたいか、その中で私が今一番勉強したいと思っているのは「ベーシックインカム」と呼ばれる基礎所得保障制度です。
うちの農場では、もう何年も何年も畑に「化学肥料」と名のつくものは当然のこと、「有機肥料」と呼ばれるものも畑に撒いたことがありません。 その結果、野菜やりんご、桃などの果樹に変化が起こりました!「野菜やりんごが腐らなくなってきた!!」のです。