はじめての援農受け入れ実習 軌跡7
はじめての援農受け入れ実習
みなさんこんにちは。こちらも例年より10日ほど季節が早いようで、松本の方はサクラも満開だとか。
しかしおぐらやまはまだ蕾。あと一週間ぐらいかかりますかな。さて、桃の移植のほうもどうにか半分までは終わり、明日からやってくる援農組の応援を得てどうにか一段落できるかなと言うところ。となりの畑の猿田さんと言う方がバックホーという機械を使わせてくれてます。
「うちにあるで使いね。金なんかいいでね。百姓の仕事は、そういうもんだじ。みんなで協力できることはやりあっていくんでなりたつだよ」というようなことをさらりと言ってました。今の自分の立場からすれば、周囲の人にいろいろ助けてもらって成り立ってますがとても貴重な経験をしていると感じています。こんなことは道徳で教えられて身につくものでなく、きっと猿田さんもそういう周囲の中で農業を続けてきたからこその言葉なのかなと思いました。
京都の亀岡からひろみさんという方が1週間程我が家に来ることになり、4月の2日から来てくれてます。障害者施設で介護の仕事をされていたのですが、以前からやりたいと思っていた農業(リンゴ)を実際にやってみたくて3月いっぱいで退職し、東北の方で受け入れ先を探している所だとのこと。
それでその合間に我が家にも立ち寄ってくれたということですが、なれない仕事でしょうのに、桃の植え替えだとか摘蕾、食事の準備やふうわの遊び相手までいろいろと手伝ってもらってますが若い人が「こんなことやってみたい」と感じてることに真っ直ぐに向かっていく姿はいいもんです。
あれ、僕もおじさん???
って、あれ?まるで僕がおっさんみたいな言い方をしてるな。自分達も今まさにそういう途上にいるのでしょうが、応援したくなりますよね。自分にできることは何もないですが、輝美とふうわの暮らしはしっかりと見ていってもらえたらと思います。
はあ、ちょっと今日はどうにも眠気がきまして、なんとも指が重いですな。まだまだ書きたいこともあるんですが、今週はこれにて。写真は、先回紹介のMさんとAちゃん、輝美とふうわが桃畑でのものです。さて明日から来訪者です。その報告などは次回でお知らせいたします。それではおやすみなさい・・・・。
まさにこのときに実習と称してきてくれたひろみちゃんが今私達がwwooferさんを受け入れながら、やっている原点だったかもしれません。ひろみちゃんも今では3人の子のお母さん。月日の経つのは早いですね!!この記事は2002年4月6日に書いたものです。(テル)
<ここのページはおぐらやま農場の軌跡7です>
https://ogurayamafarm.com/kiseki8-104
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