桃の終わりは夏の終わり 赤宝→あかつき→なつっこ→川中島白桃の収穫、出荷終了です

桃の最後の品種(おぐらやま農場では)、
川中島白桃と黄金桃の収穫が終わると、
長かった暑い熱い夏の区切りがついた実感です。

まずは惜しみなく本領を発揮してくれた
(まだまだこんなものではない？)桃の樹たち、
そして農場スタッフの皆さん、
夏のフル回転本当にご苦労様でした。

道法スタイル・無肥料栽培に取り組んできたこの数年で、
お客様からのコメントがさらにパワーアップし有難い限りですし、
継続安定した作柄を続けなければ！

低農薬ゆえ1番の悩みの種の穿孔病について
先日のセミナーで道法さんから、
塩の利用についてアドバイスをもらったのですが、
つくづくこの方には沢山の引き出しがあるんだな
というのが率直な思いです。

課題解決の方法を重層的に捉えて、
一つの原因・理由に固執せず、
複合的な技術の積み上げで克服する。

焦点を当てて繰り返すトライ&エラーの先に、
乗り越えられる階段が見えてきます。

「農業は大昔からある職業だけど、
ずっと同じことを繰り返してきた保守的な仕事だと思ったら大まちがいだ。
いにしえより人類は、どうしたら作物が元気に育つか、
おいしく実るか、たくさんとれるかを考え続けてきた。

で、少しでも良さそうな方法があれば、果敢に試してみた。
トライ&エラーを積み上げて、農業はいまの形になったのだ。
いつだって畑は最先端の実験場なのだ。」

(「マル農のひと」金井真紀著より抜粋)
夏が終わればもう稔りの秋が始まっています。