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野性の中に身をおいて (9月27日)

農場の日々の日記  

今日は八ヶ岳山麓フジモトさんの果樹園へ草刈りその他のお手伝いに。

お師匠の道法さんが来られるとのことで相談事もあり。

紫色のアケビ、おそらく紫水晶という名前の特大サイズ。

アケビはタネばっかりで食べるところがあまりないですが、

植物の生命力・精気といった力強さが魅力で、野趣ひしひしと感じる食材です。

いただいてきたものからタネを取って育ててみようと思います。

キウイフルーツはレインボーレッドと東京ゴールドの2種。あと1ヶ月ほどで収穫です。

一般的な果肉グリーンのヘイワードと色が違い、

東京ゴールドはきれいな黄色、レインボーレッドは緑の果肉に鮮やかな紅がさす。

こちらも肥料農薬など全く必要ない野性のオーラを放っていました。

もう一つはポポー。これも強い。

隆々と枝葉を茂らせて大きな実を太らせている。

これらの植物に共通する事はなんだろうか。

日本の夏の高温多湿環境で、りんごや桃、梨などが

病虫害にやられてしまうのを様々な手を尽くして護りながら収穫まで漕ぎ着けるのが我らの仕事ですが、

フジモトさん果樹園にあるアケビ、キウイ、ポポーなどの

野性たちに何かヒントがもらえるような気がしたのです。

昼食ご馳走になりました。

フジモトさん、ムラタさん、そして道法さん、今日は本当にお世話になりありがとうございます。

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