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天然農薬作り・銀杏集め編(10月27日)

農場の日々の日記  

天然農薬の虫害対策としてギンナンを集める必要があると分かってから、

真っ先に頭に浮かんだのが、奥能登・陽菜実園の柳田さんのことでした。

2町歩以上の柿の果樹園を道法スタイル無肥料栽培で取り組んでいる畑に、

防風林として植えた銀杏が沢山あるよと話を聞いていたのです。

もちろんおぐらやま近辺にもイチョウの木はあちこちあるし、

これからの季節なら実が落ちてくる頃だから集めてまわろうと思って、

実際に現場をいくつか確認してみたのですが、

どうも4月の遅霜の影響なのかこの辺りはどこも実のつき方が

著しく少ないのです。

石川県ならこちらと事情も違うだろうからと柳田さんに「銀杏拾いツアーに行けませんか?」

とメールしたら「どうぞおいで下さい」とすぐに快諾してくれました。

柳田さんが写真送ってくれたのを見ると、ものすごい大木に鈴なりで、実の重さで枝がしなっています。

「これは行かねば!」と即決して、

輝美さん・ウーファーさんと一緒に日帰りの弾丸ツアーを決行です。

お昼11時前に到着。柳田さんが効率よく集めるためにシートや梯子など用意してくれていました。

最初は実を拾い集めるイメージでいたのですが、

シートを広げた上で鈴生りの枝を振るい落とすと、

ものすごい速さでコンテナに溜められました。動画つけたので見てみてください。

銀杏は実が潰れて果肉の油分が出てくると強烈な臭いを発生させますので、

収穫作業の時は、身支度が大切です。

今回は作業後に服も靴も着替える準備もしてあり、対策はバッチリ。

1年分の使用量をザックリ計算して300?350キロ程度集めようと思っていたのですが、

3時間やって20コンテナ(約400キロ)。片道5時間半かけて6人で出かけても、

取りやすい木を選んでくれて、様々道具も揃えていただき、

あとはどんどん進めるだけという状況まで準備いただいた柳田さん、

本当にありがとうございました。

陽菜実園のメイン加工品は柿の極上ドライフルーツ、下のアドレスで購入出来ます。

今日もお土産にいただきましたが、本当に美味しい!

道法スタイル無肥料栽培に取り組んでいる果物ならではの素晴らしい風味です。

https://shop.hinamien.com/collections/all

ギンナンも上記アドレスから問い合わせすれば、皮剥き・乾燥の終わったものが購入出来るそうですよ。

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おぐらやま農場 松村暁生

おぐらやま農場 松村暁生

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